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体軸バランスづくりと骨盤からの体重移動法 車軸移動式自転車

体軸姿勢バランスづくりと骨盤からの体重移動法

認知動作型トレーニングでは、「片足立ち」姿勢でバランスが取れる体つくりを重視しています。
この姿勢バランスづくりは、マシンがなくても片手でもの(手すり)につかまることによっても可能です。

片足立ち姿勢をとった時に、反対の脚の膝を高く上げても、軸足でしっかりと体重を支えることができる姿勢をとることによって、姿勢バランスを整えます。
体重を支える軸足では、膝をしっかりと伸ばし、腰(股関節)を伸ばし、お尻の筋肉(中殿筋)を引き締めます。中殿筋を引き締めると、腰の位置が高くなります。(写真1,2)
軸足で片足立ちをしたときは、足首(くるぶし)、膝、腰、脇の下を鉛直線が通るような姿勢を取ります。体重配分は、ほとんどが軸足にかけられ、腕や反対足は脱力して力が抜けた状態にすることが大切です。
軸足側の手は、軸足の腰横に沿えることによってバランスがとりやすくなります。
車軸移動式パワーバイクを用いたトレーニングでは、片足バランスをとった姿勢から、反対脚の軸足バランスに移動するときに、自転車のペダルを踏むような動作で腰ごと移動させます。
普通の自転車エルゴメータでは、車軸が固定されているので、ペダルの回転が直径30㎝の範囲ですが、車軸移動式パワーバイクでは、車軸が水平に移動するので、ペダルが前後移動距離60㎝の範囲で移動します。つまり、歩幅60㎝の大きな動作での片足立ちバランスを繰り返して練習することになります。
ペダルにかかる負荷は強くする必要はありません。
慣れてくると、姿勢バランスを崩すことなく比較的強い負荷で行うことができますが、必ずしも強い負荷で行う必要はありません。

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写真1,2,3,4,5,6